われわれ人間の成長には限界がない。






最近よく思うことは、世の中のあらゆることは、同じような法則が働いているということだ。




コロナワクチンによって体にコロナ耐性ができるためには、副反応というものがほとんどの人が避けて通れない。
(全く何も副反応が出ない方もいる)



同様に、人が成長するときには、ある副反応がほとんどの場合に生じる。




それは何かというと、




他人の欠点が目についてしまうことだ。






自分が成長した分、他人のよくない部分が透けて見えてしまうのだ。







例えば、人の悪口や、周囲に関する愚痴ばかり言う人がいる。




そういう人に限って仕事ができなかったり、理解不能なほどに常に疲れていたりする。




そんな時に私は思わず言ってしまいそうになる。





「そんなことばかり言っていると自分で自分に負の暗示を与えているようなもんだ。言葉に気をつけなさい。もっと楽しい話をしなさい。ネガティブな面に目を向けて人生楽しいの?もっと楽しいことがあるでしょうよ。」






ぐっとこらえて、何とか黙っているが、実際にネガティブな言葉は周りに悪影響を与え、ネガティブなことばかり言っている人の周りには、そういう人とかそういう事象が集まってくるのである。



そういうことを指摘すると、自分もその人たちと同じことをやってしまうという矛盾をはらんでいる。



元気づけ、励ますのである。




仮にそれが難しかったとしても、誤りを指摘するのは避けた方が無難だろう。




あくまで副反応は一時的なものだ。



副反応を通り越せば、強い自分になっていることに気が付くだろう。




我が友よ、読書や実践によって成長を実感することがあるでしょう。




副反応を感じたとしても、うまくやり過ごそうではないか。