私の同僚に、人を動かす名人がいる。
彼の周りには常に人が寄ってたかって話したがる。
人の非難を言ったりもしない。
教養があり、話を何でも合わせてくれる。
誰しもが一緒にいて心地よくなってしまうのである。
彼は良き同僚であるが、良き友でもある。
大学時代は話したことがなかったが、大学の同級生である。
数年前に、その彼が仕事の休憩中に何かを集中して見ていた。
「何してるの?」
「実は株をやっているんですよ。」
「へぇー。」
「jawohlさんは株はやらないですか?」
「うーん、やらないなぁ。」
「株は楽しいですよ。みんながパニックになっているような時は最高ですよ。この世で一番楽しい遊びです。」
なるほど、株をやってる人はそんな感覚なのか。
私は、結婚する前までは遊ぶ時のための服とかカバンとかを買いまくっていた。
自己投資として話し方教室に行ったり、仕事で使う高価な書籍や自分の趣味である自己啓発の類の本も大量に買ったりしていた。
そういうわけで、貯金なんて全くなかった。
しかし、結婚したら状況が変わってしまった。
まず、指輪だ。
結婚指輪と婚約指輪を合わせると、数十万円は余裕でかかった。
さらに指輪を買ったあとは結婚式の費用も捻出しないといけない。
その後は新婚旅行にも行く予定だ。
これからかかる費用を概算で計算する。
「やばい。マジでお金がない。」
妻には恥ずかしくて「ワタクシにはオカネなどアリマセン。」などとは言えない。
そこで今までの生活を改めようと決意した。
お金を増やす勉強を始めた。
まずは本を大量に買い漁って、お金を増やすにはどうしたらいいのかを調べまくった。
これらの書籍を含め、十数冊くらいを読み漁った。
お金は3つの目的に分けるといいらしい。
普段の生活するお金、貯蓄するお金、増やすお金。
この中で増やすお金について調べた。
どうやらidecoやつみたてNISAなどはリスクが低くてお金を増やすにはいいようだということがわかった。
idecoから始めてみようと思い、さっそくネット証券会社から口座を開いてみようと考えた。
ネット証券から口座を開くもの怖かったが、SBI証券に電話で聞いたり、職場の同僚H氏に聞いたりしてなんとか口座を開設できた。
職場からidecoの書類を取り寄せ、色々慣れない手続きをした。
ようやくidecoをやるに至った。
idecoだけだと額が少ないので、つみたてNISAも同時に始めた。
そして
idecoとかつみたてNISAをやってみると、確かに増えたり減ったりする。
しかし、ある問題が。
つまらない。。。。
最初に設定して、あとは放置するだけだから、つみたて投資は楽と言えば楽だ。
でもつまらない。。。
2020年3月に株式市場にコロナショックが訪れる。
リーマンショック以来のショックだ。
H氏が「株が下がりましたね!」
と喜んでいたが、他人事でよくわからなかった。
自分の持っていた投資信託も大きく評価損を抱えてしまった。
株をやっている人はこういう時に大きく増やすんだろうなぁ、と思ったりもした。
そこで職場の賢人H氏の言葉が頭をよぎった。
「株は楽しいですよ。」
H氏に職場で株の話を聞いてみる。
「jawohlさんなら絶対にできますよ。めちゃめちゃ調べるじゃないですか。絶対株に向いてますよ。楽しいですよ。」
なんか、そう言われるとやれそうな気がしてくる。
気が付いたら私は会社四季報を購入し、H氏にやり方を聞きながらSBI証券で株の取り引きをしていた。
そして再び気が付いたら投資に関する書籍を数十冊購入して、毎日読んでいた。
投資用にノートパソコンを購入し、有料のチャートアプリもパソコンに入れた。
さらに投資用の専用ノートを作って、自分の部屋には投資の格言や、自分なりの売買ルールなどを目につく場所に張り付けている。
もう投資を始めて3年になる。
投資で得た利益の一部はユニセフに寄付している。
それによって私は、微力ながらも投資を通じて社会や世界の子供たちの役に立っていると思うことができている。
H氏は私を激励し、動かしたのだ。
人を変える9原則 【激励する】


H氏には日頃から大変感謝している。
本を読むのもいいが、身近に手本となる人がいれば、なおいいのではないだろうか。
彼の周りには常に人が寄ってたかって話したがる。
人の非難を言ったりもしない。
教養があり、話を何でも合わせてくれる。
誰しもが一緒にいて心地よくなってしまうのである。
彼は良き同僚であるが、良き友でもある。
大学時代は話したことがなかったが、大学の同級生である。
数年前に、その彼が仕事の休憩中に何かを集中して見ていた。
「何してるの?」
「実は株をやっているんですよ。」
「へぇー。」
「jawohlさんは株はやらないですか?」
「うーん、やらないなぁ。」
「株は楽しいですよ。みんながパニックになっているような時は最高ですよ。この世で一番楽しい遊びです。」
なるほど、株をやってる人はそんな感覚なのか。
私は、結婚する前までは遊ぶ時のための服とかカバンとかを買いまくっていた。
自己投資として話し方教室に行ったり、仕事で使う高価な書籍や自分の趣味である自己啓発の類の本も大量に買ったりしていた。
そういうわけで、貯金なんて全くなかった。
しかし、結婚したら状況が変わってしまった。
まず、指輪だ。
結婚指輪と婚約指輪を合わせると、数十万円は余裕でかかった。
さらに指輪を買ったあとは結婚式の費用も捻出しないといけない。
その後は新婚旅行にも行く予定だ。
これからかかる費用を概算で計算する。
「やばい。マジでお金がない。」
妻には恥ずかしくて「ワタクシにはオカネなどアリマセン。」などとは言えない。
そこで今までの生活を改めようと決意した。
お金を増やす勉強を始めた。
まずは本を大量に買い漁って、お金を増やすにはどうしたらいいのかを調べまくった。
これらの書籍を含め、十数冊くらいを読み漁った。
お金は3つの目的に分けるといいらしい。
普段の生活するお金、貯蓄するお金、増やすお金。
この中で増やすお金について調べた。
どうやらidecoやつみたてNISAなどはリスクが低くてお金を増やすにはいいようだということがわかった。
idecoから始めてみようと思い、さっそくネット証券会社から口座を開いてみようと考えた。
ネット証券から口座を開くもの怖かったが、SBI証券に電話で聞いたり、職場の同僚H氏に聞いたりしてなんとか口座を開設できた。
職場からidecoの書類を取り寄せ、色々慣れない手続きをした。
ようやくidecoをやるに至った。
idecoだけだと額が少ないので、つみたてNISAも同時に始めた。
そして
idecoとかつみたてNISAをやってみると、確かに増えたり減ったりする。
しかし、ある問題が。
つまらない。。。。
最初に設定して、あとは放置するだけだから、つみたて投資は楽と言えば楽だ。
でもつまらない。。。
2020年3月に株式市場にコロナショックが訪れる。
リーマンショック以来のショックだ。
H氏が「株が下がりましたね!」
と喜んでいたが、他人事でよくわからなかった。
自分の持っていた投資信託も大きく評価損を抱えてしまった。
株をやっている人はこういう時に大きく増やすんだろうなぁ、と思ったりもした。
そこで職場の賢人H氏の言葉が頭をよぎった。
「株は楽しいですよ。」
H氏に職場で株の話を聞いてみる。
「jawohlさんなら絶対にできますよ。めちゃめちゃ調べるじゃないですか。絶対株に向いてますよ。楽しいですよ。」
なんか、そう言われるとやれそうな気がしてくる。
気が付いたら私は会社四季報を購入し、H氏にやり方を聞きながらSBI証券で株の取り引きをしていた。
そして再び気が付いたら投資に関する書籍を数十冊購入して、毎日読んでいた。
投資用にノートパソコンを購入し、有料のチャートアプリもパソコンに入れた。
さらに投資用の専用ノートを作って、自分の部屋には投資の格言や、自分なりの売買ルールなどを目につく場所に張り付けている。
もう投資を始めて3年になる。
投資で得た利益の一部はユニセフに寄付している。
それによって私は、微力ながらも投資を通じて社会や世界の子供たちの役に立っていると思うことができている。
H氏は私を激励し、動かしたのだ。
人を変える9原則 【激励する】


H氏には日頃から大変感謝している。
本を読むのもいいが、身近に手本となる人がいれば、なおいいのではないだろうか。
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